DRT様作品:「我が胸に眠れ少女」
「たく、あのわがまま娘はどこに行ったんだ」
黒髪黒目、着ているものまで黒づくめ。胸元には大陸黒魔術の最高峰(牙の塔)の
証たる、ドラゴンの紋章を下げている男、オーフェンは森をさまよっていた。
「クリーオウの奴、レキを置いてどこに行ったんだ?」
クリーオウはどこかへ行くといったきり、戻ってこなかったのだ。
そのため、オーフェンは森を、彼の弟子であるマジクは街道沿いを探していたのだった。
「あいつには、いつかがつんと言ってやんないとな」
「きゃあぁぁぁ…」
「今の…クリーオウか…」
オーフェンは声がした所へと走った。そこにたどり着いた時、そこには
しゃがみ込んでいる少女、クリーオウがいた。
「オーフェン……」
「どうしたんだ、なんか悲鳴が聞こえたぞ」
「変な虫が飛んできて驚いたちゃったの」
「あのなぁ……とりあえず戻るぞ」
「うん」
クリーオウは元気よく返事をするとオーフェンのあとに付いて行った。
「ところで、なんでこんな森の奥に入ったんだ」
オーフェンの問いにクリーオウは顔を赤らめる。
「用を足しに森の中へ入ったんだけど、面白い動物を見つけて追いかけてたら
いつのまにかこんな奥に入っちゃって…」
「たく、そんな事だろうと思ったぜ」
「ねぇオーフェン、このキノコって食べられるのかな?」
「たく、人の話しも聞いてねぇしな」
ぶつくさとつぶやきながらも、オーフェンはクリーオウが指差した方向を見てみる。
そこには少し変わった形のきキノコが生えていた。
「ちょっと待て、調べるからな。いきなり食うなよ」
「食べないわよ」
オーフェンに言われて、クリーオウは頬を膨らませた。
オーフェンは懐から(キノコ百選)という本を取り出し、ページをめくった。
「何々、こいつはヒメダケっていうキノコで、毒は無いらしい」
聞いていないのか、クリーオウは動かなかった。
「ただし、このキノコの胞子には幻覚作用があるため採取の際は気をつけろだってさ。
て、聞いてんのかクリーオウ」
オーフェンに呼ばれ、クリーオウは顔を向けた。
クリーオウの表情は妖艶の笑みを見せていた。
「ね、ここでやろっか?」
といいつつ、クリーオウはオーフェンの股間をさすりだした。
「ばか!いきなり何言って…まさか!」
(ヒメダケの胞子を吸ったんじゃ…)
オーフェンがそんな事を考えていると、クリーオウはオーフェンのズボンを下ろし
オーフェンのものを口に含んでいた。
「ばかっ、クリーオウやめろ!」
「ふふふ」
「おわっ!?」
クリーオウはオーフェンを押し倒し、そして自分の腰をオーフェンの顔に近づけた。
「ねぇ、私の相手もしてよ」
「何言ってやがる!こんなとこでそんなのできるかぁ!」
「何よ…あの時は抱いてくれたじゃない」
「いや、あれは……」
「ねぇ、私って魅力無いの?」
涙ぐんだ顔でクリーオウはオーフェンに迫った。
(かわいい…だあぁぁ、何考えてんだ俺は……)
オーフェンがそんな事を考えている時だった。
「えい」
「んぐっ!?」
クリーオウに何かを口に放りこまれ、オーフェンはそれを飲んでしまう。
そして、オーフェンは体が火照ってきた。
「な…これは?……」
「媚薬よ。なんか役にたつかなって買っておいたのよ」
そういいながら、クリーオウもまた媚薬を飲みこんだ。
「さて、どうするのオーフェン?」
「ふっふっふっ……」
「何よ…その不気味な笑いは?」
「悪い子にはお仕置きしなきゃな」
「へ!?きゃあ!」
オーフェンはクリーオウに飛びつくと、彼女の着ていた服を剥ぎ取り。
そして、縄で縛り付けた。
「ちょっと、なんであんたがこんな縛り方を知ってるのよ!」
「聞くな…」
クリーオウにはしっかりと亀甲縛りがされていた。
オーフェンは以前姉達にこの縛りをやられ(ちなみに服の上から)木に吊るされて
見せしめになった事があるのだ。
無論、こんなことは恥かしくて言えないが。
「さてと、お前が飲んだ媚薬もそろそろ効いてくるころだな」
「ああ…あ……」
クリーオウは悶え始める。媚薬を飲んだせいもあるが、動くたびにアソコが縄で擦れ
感じさせているのだ。
「なん…で…あなたは……平気なのよ……」
「ま、俺は魔術である程度までは中和できるからな」
「そんな…ああ……」
クリーオウは徐々に快楽に落ちていった。
「まぁ、全然平気ってわけじゃないけどな」
「ねぇ…」
「なんだよ?」
「入れて……」
「聞こえないぜ」
「お願い…入れて……」
クリーオウの頬に一筋の涙が流れる。
「じゃ、じっとしてろよ」
「うん…」
オーフェンはクリーオウに近づき、自分のものをクリーオウの中へと入れていった。
「ああぁ……いい…もっと動いてぇ…」
クリーオウの言葉にオーフェンの動きは激しくなり、その度にクリーオウの中で
オーフェンのものが擦れクリーオウは感じていった。
「ああ…も…イっちゃう……」
クリーオウがイってしまいそうな時に、オーフェンは突然動くのをやめ、クリーオウから
離れた。
「え……なんで…やめちゃうの?」
「じゃあ、お願いしてみろよ」
オーフェンの一言に戸惑うが、クリーオウには我慢できる理性は無かった。
「私を…イかせてください……」
「よくできたな。じゃあ…」
オーフェンはクリーオウを抱き寄せると、自分のものを再びクリーオウの中へと
入れていった。ただし…
メリッ
「やあぁぁぁ……そこは…違う……」
「何が違うって?」
「だって…そこはお尻…ああ……」
オーフェンのものがクリーオウのお尻の中で擦れていく。
クリーオウはあそことは違う快楽に酔っていった。
「もうだめ…イっちゃう…」
「じゃ、イっちゃえよ」
「ああぁぁぁぁ…」
オーフェンの言葉のすぐ後に、クリーオウはイってしまった。
「オーフェン……」
「なんだよ?」
「もっとぉ……」
クリーオウの言葉に、オーフェンはため息をついた。
「しょうがねぇな」
「ありがと…」
そして、オーフェンとクリーオウの行為は日が落ちるまで続いた。
「たく、いきなり人に迫ってきやがって」
「何よ、オーフェンだって乗り気だったじゃない」
「いや、どうやら俺もヒメダケの胞子を吸っちまったみたいでな」
「お師様ぁ…クリーオウ…」
どこからともなく、マジクの声が聞こえてくる。
「どうやら、迎えが来たみたいだな」
「そおみたいね」
「じゃ、行くか」
「うん」
オーフェンとクリーオウは歩き出した。
自分達の手をしっかりと握り締めて……
あとがき
作者:どうも、普通のも18禁のも相変わらず好調のDRTです。
今回の作品は作者プロバイダ変更記念&遅すぎる5万Hit記念+
早すぎる6万Hit記念で書きました。
L:一説では、この作品は55555Hitを踏んだ記念のために書いてたけど、
結局踏めなくてこうなった聞いたけど?
作者:そんなこともありましたねぇ。
シンジ:どうでもいいが、なんであなたがここにいるんだ?
L:なんか、悪平のとこよりも面白そうだから来てみたんだけど。
シンジ:まさか、そういって毎回このあとがきに出るつもりか?
L:いいじゃない、私は偉いんだから。
シンジ:あのね…
作者:まぁまぁ、楽しい事はいい事じゃないですか。気にしない気にしない。
シンジ:お前なぁ…
L:ところで、あんたこれから何書くのよ?
作者:今のとこは普通のを書くんでしばらくは18禁はお休みになるかもしれない。
L:しれないって、どういうことよ?
作者:思いついたらすぐに書くかもしれないってこと。
まぁ、今のとこ予定はないけどね。
シンジ:ま、こいつの思いつきはいつものことだからな。
作者:ま、いつ頃になるかはわかんないですが、それではみなさん…
作者&シンジ&L:また、いつかお会いしましょう。
<以下、悪平コメント>
作:というわけで、もう7作品目になりますDRT様作品、「我が胸に眠れ少女」です。
今回はオーフェン物と言うことで、また新境地ですね。
L:そうねぇ、いろいろな分野に精通しているというのは良いことよね。
作:あんだよ、向こうの方が面白いんだろ、こっちこなくても良いよ。
L:まっ、すねちゃって、かわゆい☆
……とか言って欲しいわけ?
作:ンなんじゃないやい!
L:男のくせにぐじぐじと……
作:悪かったな、腐ってて。
L:その根性、叩き直してくれるぅ!!!
作:ま、まてぃ、話せば分かる!!!
さ、さぁ、ゆっくりとその手に持った液体窒素漬けスイカをって、
これぢゃあ前回と同じ流れぢゃ……
すこん☆
L:……てなわけで、これからも投稿作品よろしくお願いしまぁ〜〜す☆
(満面の笑顔のL。顔面真っ赤の作者。その赤がスイカの汁なのかは誰も分からない。幕。)
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