「なんじゃこりゃあああああああああああああ!?」
起き上がった俺は思わず自分の体を見て、悲鳴をあげてしまったぞ。
なぜかって?それはだな……俺様の体は…女になっちまってるんだ!
すらりと伸びたしなやかな四肢は白く透けるような肌に包まれていて、胸ははちきれんばかりに大きいのだ。
そして、俺は水溜りを見つけ、覗いてみると……この世のものとは思えねぇ、絶世の美女が映ってやがるんだ。
むろん、俺様なのだが……
「なんで……こうなっちまったんだ?」
ああ、声まで女に――しかも美声――なってやがるし……顔も表情が全然くずれやしねぇ…
なんで……なんで、こうなちまったんだ?
俺は何とか思い出してみた。
そうだ……確か、森を抜けたはいいが、あまりにも喉が渇いてたんだよな。
それで泉を見つけて……その泉の水を飲んだんだ!
それでしばらく休んでたら、気を失っちまったんだ!
て…あれ?
「あれ?泉はどこだ?」
そう、俺は確かに泉のそばで気を失ってたはずなんだが……泉が影も形もなくなってやがったんだ。
俺が気を失ってる間に誰かに移動されたか……泉自体がなくなっちまったか……いや、そんなことよりも……
「どうやったら、俺は元に戻れるんだぁぁぁ!?」
それが問題だ。
まずはどうして女になっちまったかだな。
ジンかプリンスに女にされた……いや、あいつらは今魔界にいやがるから、こんなことをするためだけに魔界からもどるとは思えねぇ。
じゃ、何者かがやった……いや、だったら俺を女にするだけとは思えねぇ。
じゃあ、残るは……あの泉か!
それしか、考えられねぇ!あの泉の水を飲んだら、気を失って……気が付いたらこうなってたからな。
だが……そうなると…泉はどこ行きやがったんだ?
「くそ……どうすりゃ…」
「あの、もしもし?」
「ん?おお…」
と、俺は思わず声を漏らしちまったぜ。
呼びかけられて振り返ってみたら、そこには今の俺と同じ絶世の美女がいたんだ。
しかも、胸も大きい!こりゃ、言うこと無しだぜ!
「あのね…私、人を探してるんだけど……ゴクドーくんって目付きが悪い冒険者なんだけど、知らないかしら?」
ん?なんで、この女俺様の名前を知ってやがるんだ?
それ以前に……この女の声…どっかで聞いた気が……
「さぁ、知りませんわ」
俺も誤魔化してみた。
まさか、女になってる俺が素直に自分ですって言ったら……恥ずかしいしな。
「そうなの……じゃ、私はこれで…」
俺が美女が去っていくのを見て、ほっとし……
「ねぇ、ゴクドーくん」
「なんだよ、ルーベット?あ……」
美女に返事をしちまってたことに気付くが……もう遅い…あれ?俺はさっきなんて言ったんだ?
「やっぱり、ゴクドーくんだったんだ。もう、なんでとぼけてるのよ?」
「まさか……ルーベット!?」
「へへ、当たりぃ」
ルーベットの返事に俺は驚いちまったぞ。
どう見ても、あのルーベットとは思えねぇくれぇ綺麗になってやがったからだ。
「おい、ルーベット!お前、いつの間にそんなに美人になっちまったんだよ?」
「さぁ?泉の水を飲んで気を失って、気が付いたらこうなってたのよ」
ルーベットの返事に俺は悩んだ。
まさか、あの泉が?だが、あの泉いったいなんなんだ?俺を女にしたり、ルーベットをこんなに美女にしたり……
「ところでゴクドーくんはどうしてその姿に?」
「俺も泉の水を飲んだんだよ。それでこうなっちまったらしい」
答えた俺にルーベットはくすりと笑うと、俺のすぐ横に座り込んだ。
まったく、ずうずうしい女だな。
「それにしても……ゴクドーくん、綺麗になっちゃったわね」
「そんなこと言われても、嬉しくもなんともねぇぞ」
「そんなことないわよ。ほんと……嫉妬しちゃうくらい…綺麗……」
「え?おい……るーべ…んぐっ!?」
いきなり、ルーベットの顔が近付いたかと思うと、いきなしルーベットは俺にキスしやがったのだ。
しかも、そのまま俺はルーベットに押し倒されて……押し倒されて?
「ん……ぷはぁ…おい、ルーベット!なんのつもりだ!」
「なにって?だって、ゴクドーくんあまりにも綺麗だから嫉妬しちゃって……だから、いじめてあげようと思って」
おい、いじめるってなんのことだ?
俺がそう思ってると、ルーベットはまた俺の唇を自分の唇で塞ぎ……ん…ルーベットの胸が俺の胸と当たって……なんか…変な気分だ……
なんか……気持ち良くて……
「はぁ……ゴクドーくん…可愛い……」
「バカ……何しやがるんだ…」
「だって……ゴクドーくんが可愛いから…こんなことしたくなっちゃうの」
と、ルーベットが俺の服に手をかけたかと思うと、俺の上着を脱がせてしまったのだ。
あかげで俺の大きくて形のとても良い胸があらわになっちまった。
しかも……揺れてるし…
「いいわ……大きくて…可愛い胸……」
「あ……やめ…」
ルーベットは左手で俺の胸を揉むと、口で俺の胸の乳首を含んだ。
ルーベットの口の中に含まれた乳首は舌で舐めまわされ…舌で転がされ……俺の胸を揉んでる手では…指で乳首をつねられたり…転がされたり……
俺は…どうにかなっちまいそうに……
「どう?どんな気分?気持ちいいでしょ?」
「く……気持ちいいわけが…うぅ…」
「無理しなくていいのよ。そうだ、ここの相手もしてあげなきゃね」
「ここって……」
俺が疑問に思ってるとルーベットは俺のズボンの中に空いていた手を入れて……
「あぁ……」
ルーベットは女になってる俺のアソコをさすりだしたのだ。
それで思わず…声が……あ……
「やめ…は……やめて…くれ……ルーべ…ット……」
「あれ?やっぱり、感じてるの?ま、そうよねぇ。今は女の子だもん」
俺のことなんて無視し、ルーベットは構わず俺の胸とアソコをいじっていた。
けど……このままだと…本気で……おかしくなっちまう…
「ゴクドーくんのアソコ、どうなってるか見せてね」
「あ……」
と、遠慮無しにルーベットは俺のズボンを下げてしまった。
文句を言ってやりたかったが……こうも体が…熱いと……文句も言えねぇ……
「ふふ……ゴクドーくんのここ…とっても、綺麗よ」
「あ……はぁぁ…」
丸見えになってる俺のアソコをルーベットは指で開き、舐めまわしやがった。
けど……それが……だめだ…気持ちいい……
「やめ……あ…やめ……ろ…ルーベット……」
「やめろって言っても説得力ないわよ。だって、ここから愛液が滴り出てるもの。ますます、いじりたくなっちゃう」
「う……ああっ」
ルーベットの舌の感触が俺のアソコに刺激を与え……あ……も…だめだ……
「うああ……あっ…もぉ……」
「イっちゃうの?それじゃ、つまらないわ。そうね……それじゃ……」
ルーベットはそう言って、俺を脱がし……そして、自分もまた脱いでいた。
綺麗だった……ルーベットの肌は月夜に照らされ…美しく輝いていた…
「ふふふ……私も濡れちゃってる…やっぱり、ゴクドーくんをいじめて興奮したせいかな?」
いうなよ……恥ずかしいから…え?
「それじゃ……あたしも気持ち良くしてね」
「あうっ」
ルーベットが俺と腰を合わせるように自分の腰を動かした。
そして、俺のアソコとルーベットのアソコが重なり合い…そして、アソコ同士がこすれあって……俺に刺激を与えた…快感という…刺激を……
「ふふ…ねぇ……気持ちいい?」
「あ……あぁ…ふあ…気持ち……いい…」
思わず声が出ちまったが……だめだ…ほんとに気持ち良くて……もぉ…
「やっと…素直になったのね……ん?そうだ」
俺がイっちまいそうになった時……ルーベットは不意に俺から離れていきやがった…
どうしたのか…知りたかったが…与え続けられた快感のせいで……体が動きやしねぇ…
「いいのがあった。これで……」
ルーベットが持ってきたのは……少し長めの木の棒だった。
それでなにを……
「ふふふ……いよいよね」
と、ルーベットは俺のアソコと自分のアソコに木の棒の先端同士をあてがい……まさか!?
「やめろ!?」
「やだ」
「あああ……うううううっ」
「うぐぅ……やだ…太い……」
俺の叫びも虚しく……ルーベットは俺と自分のなかへと……一気に棒を突き立てやがった…
そして…ぶつっという音が2つ聞こえると……俺とルーベットのアソコから…血が滲み出てきやがったんだ……
「これで…私の処女はゴクドーくんが……ゴクドーくんの処女は私が奪ったことになるわね……どう…処女を奪われた感想は?」
ルーベットの質問に……俺は…答える気力さえもなかった……
未だに童貞の俺が……女になってルーベットに処女を奪われる…これほど屈辱的なことはないのに……もぉ…どうでも良くなってる……
「ふぅ……動くわよ?いい?」
ルーベットの声に……俺はうなずいていた…無意識に……
「い……うう…ああ……は……ああ……」
「い……ああ…棒が太くて……気持ち良すぎ…はぁっ」
ルーベットによって動かされる棒は……太く…俺の中を……限界まで押し…広げ……激しく…俺のなかでこすれていた……
「うううう……も…だめ……イク…」
「え…ちょっと……ああ」
「あああああああああああああぁぁぁぁぁ」
ルーベットが何か言おうとした時……俺の意識は…一瞬だけ……とんでいた…
「え?イっちゃったの?そんなぁ……あたし、まだイってないのにぃ……だったら…」
ルーベットはなにか…思いつたらしく……木の棒を俺と自分の…なかから引き抜いた…
それも……俺には快感を与えてくれたが…すぐに……もの欲しくなっていた…
「安心して、今度はここにあげるから」
と、ルーベットが棒を俺と自分にあてがったところは……え?
「やめろ!そこは!?」
ルーベットがやろうとしたことに、残っていた気力で止めようとした。
だが……
「うぐうっ……あああああああっ」
「ひぐっ……うぐう…これは……あたしにも…キツ……」
俺のアヌスに……木の棒が入り込む……激しい…快感…嘔吐感…下腹部を刺激する……圧迫感……
俺は……耐えることは出来なかった……快感だけに…耐えることは……
「あぅ…うう……うぐぅ……はぁ……ぁぁ…」
「ふ……うう…だめ…あたしも……イっちゃいそう…」
下腹部を襲う圧迫感は……俺に快感すらも与え…あ……だめだ……また…
「ああ……い…あああああああああああああぁぁぁぁぁ」
「イっちゃう…あああああああああああぁぁぁぁぁ」
俺と……ルーベットは同時にイったらしく…ルーベットは俺の上に倒れ込むように……俺とルーベットは…地面にへたり込んでいた。
「もぉ……いいかげん、機嫌直してよ」
「うるせぇ!てめぇに俺の気持ちがわかってたまるかぁ!」
すべてが終わり、俺は自分がされたことに自己嫌悪に陥ってた。
ちなみに俺は男には戻ってなかったが……
なんで女になったかもわからねぇのに、ルーベットに襲われて……ああ、俺のばかぁ!!
「畜生!こうなったら、絶対に男に戻ってやる!そして、ルーベットにあんなことやこんなことしてやるんだぁ!」
「も……ゴクドーくんたら」
赤かうなってるルーベットをよそに、俺は心に誓った。
だが、それが叶わぬ夢だということが5年後にわかるまで……俺の無駄な努力が続くのだった……
ラカスの泉―――――
1000年に一度だけ……しかも、ほんの一時しか湧き出ないという、神秘の泉―――
その泉の水を飲めば、女性は永遠なる若さとこの世のものとは思えぬ美しさを手に入れることが出来―――
男が飲めば、永遠の若さと……その男にとってもっとも美しいものへと変化させる泉―――
しかし……それは伝説として語られ…信じる物はいなかった……
作者:みなさん、お久しぶりです!じぶんのHPではすっかり連載が増えて忙しいDRTです!
L:ほほぉ〜……で、どんなの書いてるの?
シンジ:今はSFロボットモノと勇者ロボットモノ書いてるぞ。こいつは。
作者:他にも書いててね。おかげで連載が7本。いや〜、毎日バイト終わったらパソコンに向かう日々ですよ。
L:で、その合間に書いたのがこれと……あんた…変態?
作者:……うっさいやい…
シンジ:なんでも、どっかのHPで女の子姿のゴクドーのCGを見て、これを思い付いたらしい。
L:思い付きでこれ?なに、考えてるのかしら?
作者:うっさいぞ、あんた!ケンカうってるのか!
L:あら、ほんとのこと言っただけよ。
作者:……………………………………
シンジ:泣くなよ……
L:ほぉ〜ほっほっほっ。私の勝ちね!
作者:隙ありぃ!(Lをバズーカで吹っ飛ばした)
L:ひゃあああああぁぁぁぁぁ……(吹っ飛んでいくL。やがて、星になった)
作者:では、みなさん。機会がありましたら、またお会いしましょう。
シンジ:ところで……あれはいいのか?