関 直久様作品:「クリーオウのアルバイト」
 
 
 
魔術士オーフェンはぐれ旅 クリーオウのアルバイト
                                   作 関 直久
 
 

「クリーオウ!!」
オーフェンは財布の中を見た瞬間にすぐさまその少女の名を呼んだ。
その少女、クリーオウは前の方を歩いていたが呼ばれるとくるっと振り向き、
自分は何も悪いことはしていないような純粋な笑顔(良く見ると一筋汗が流れていたが)を浮かべると、
「な〜に、オーフェン?」
「な〜にじゃねえだろうが!てめぇまた俺の財布から金を出して使ったな!」
「うっ…だってあの服かわいかったんだもん」
「だから何で俺の金を使うんだって言ってるんだよ。知らないうちに金が無くなるとすっごく悲しいて前にも言ってただろ!」
「だって私お金持ってないもの」
「バイトをしろバイトを!」
「バイト?」
「そうだ。何かしらの仕事の手伝いで役に立ったら金をやるよ」
「本当?」
「ああ、ちゃんと役に立ったらな」
と言いながらもオーフェンは内心、クリーオウが家事などの手伝いに関して役に立つことは無いだろうなーと思っていた。
そしてそれは実際その通りだった。
まず買い物はいつものことになるので却下。
裁縫を頼むとオーフェンの大事にしていたハンカチをつぎ当てに使おうとしたので取り上げた。
片付けを頼むと大爆発が起こった。
おそらくレキに『何も無いように片付けて』と命令したところ曲解してしまったんだろう。
そして料理は――――横に倒れている味見役の少年の土気色した顔を見れば分かった。
オーフェンはため息をつくと、うつむいているクリーオウの肩を叩き、
「まぁ、何だ。結果は…ちょっとあれだが頑張りは認めてやるよ。ほら今日のバイト代だ」
そう言ってクリーオウの手に銀貨を数枚乗せる。
かなり痛い出費だが仕方が無い。
「さぁもう寝ようぜ、もう夜も遅いんだから」
そう言ってオーフェンは野宿用のテントの中に入る。
そして毛布をかぶると目をつぶった。
 
ちゅっ、くちゅ…
何か湿ったような音が聞こえる。
そして、何か体の一部があったかく気持ちいい。
オーフェンは目を開けると首を持ち上げてみる。
毛布は大きな膨らみを見せ何やら動いている。
中に誰かいるのは明らかだった。
オーフェンが毛布を剥ぎ取るとそこにはなんと自分の一物を舐めているクリーオウの姿があった。
「ク、クリーオウ!何してるんだ!?」
オーフェンが慌てたような声で言うと、クリーオウは唇を離して、
「ン…だって一度も役に立ってないのにお金貰う訳にはいかないもの。これだったら私でもオーフェンの役に立てることができるし…」
そう言ってまたフェラチオを再開する。
くちゅ、ちゅくっ、ちゅっ…
「う…もういいからやめろクリーオウ…」
そういいつつもオーフェンは襲ってくる快感から逃れられない、
クリーオウは技術は拙いが一生懸命にオーフェンのものを咥え、口を前後に動かす。
舌も使い裏側の部分や、玉の部分まで舐める。
「ん…もう出てしまう、クリーオウ…」
注意をするがクリーオウはフェラチオを止めない、オーフェンはついに堪え切れずにクリーオウの口の中に白濁液を発射してしまった。
びゅくっ!びゅくびゅくっ!
クリーオウは予想以上の量にびっくりしおもわず口を離す。
白濁液は髪から胸元までに飛び散った。
そして暫くむせていたがこちらを見てにっこり微笑むと、
「うっわあ〜凄い量、ね、オーフェン気持ち良かった?」
いつもの調子で明るく言うと自分の顔についた白濁液を手に取り眺める。
「ふ〜ん、これが男の人が出す精液なんだ」
そしてなんとそれを口に含んだ。
「ん…変な味」
オーフェンは苦笑いしながら布をもって来てクリーオウの顔などを拭う、
「全く…何処でこんなこと覚えた?」
「え?それは本とか見たりして、男の人が喜ぶんでしょうコレ?」
「ま、確かにそうなんだがいきなりやられたらな…」
「駄目だった?」
「なんて言うか男のプライドがな」
「え?」
いきなりオーフェンはクリーオウを抱きしめるとそのままディープキスをする。
暫く舌を絡めあい貪る様にキスをし、オーフェンは唇を離す。もうクリーオウの顔は上気し、息も荒くなる。
「と言うわけで今度は俺がしてやるよ」
そう言ってオーフェンはクリーオウの服を脱がしていく、クリーオウは抵抗することなくそのまま生まれたままの姿になる。
オーフェンはクリーオウを下にすると覆い被さるように体を重ね、そしてもう一度唇を重ねる。
キスを終えると最初にオーフェンは胸に手を伸ばす。
最初は全体的に撫ぜる様にし、次第に力を少し強めて優しく胸を揉む。
そして、その頂きにある部分に口を寄せるとそのまま乳首を口に含む。
「ああ…」
クリーオウは切なげに声をあげる。オーフェンは乳首を交互に舐めしゃぶり、勃って来たそれを指で軽くつまむ。
「ああっ!」
ぴくっと反応するクリーオウ。
それを見ながらオーフェンはまだ口を使い胸を責めながら左手を下のほうに伸ばす。
「あっ、そこは…はああああああっ!」
触った時にはもうその部分は濡れていた。
オーフェンはまず周りを軽く撫でて溝に添えるようにして手を動かす。
更に愛液が分泌されるのを感じるとオーフェンは顔を舌に持っていきそして下の唇に自分の唇を重ねた。
「はう!あっ!あん!あっ!」
クリーオウはただひたすらに喘ぎ声を上げる。膣で舌がうごめく感触に感じながらだんだんと限界に近づいていく。
そして、オーフェンは秘所の上にある真珠へと手を伸ばしその皮を剥くと、咥えて舐めあげた。
「ひぃぃぃぃぃぃ?!あああああああああっ!」
クリーオウは悦楽の叫びをあげるとびくびくっと震え、そのままエクスタシーへと達する。
オーフェンは改めてクリーオウを抱きしめる、もう彼のものは堅さを取り戻していた。
「クリーオウ…いいか?」
耳元で優しく囁く、
「うん…優しくしてね」
クリーオウはそう言ってもう一度唇を重ねた。
オーフェンは彼の分身を掴むとクリーオウの秘唇に添える。
数回なぞり上げるとそのまま腰を進めた。
「はう!…うあっ!」
「大丈夫か?クリーオウ…」
「うん…平気…大丈夫…」
そして奥の方まで辿り着く、オーフェンは暫くじっとして感触を確かめるとゆっくりと腰を引く、
彼女の処女血が彼のものの周りにまとわりついている。
そのままゆっくりとした抽送を繰り返すうちにクリーオウの喘ぎ声から苦痛の色が消え始め快楽の色が見え始めた。
「はっ、はっ、オーフェン…気持ちいい…」
「クリーオウ!」
オーフェンが激しく腰を突き上げていく、クリーオウもそれに合わせて腰を動かす。
辺りには喘ぎ声と卑猥な音が響いた。
「オーフェン…私、私また…」
「クリーオウ一緒にイクぞ!」
「ああっ!オーフェン〜!」
「クリーオウ!」
一際深く抱き合った時にオーフェンのものから白濁液が飛び出し、クリーオウの膣に注ぎ込まれた。
「ああ…あったかい…」
クリーオウはそう言って快感に震えた。
 
「全く…とんだバイトになったもんだな」
「いいじゃないの気持ち良かったんでしょ。それに私はオーフェンだからあんな事したんだからね」
「ああ、分かっているよ」
「これからたまにしようね!」
「たまに?!」
「嫌なの?」
「何言ってるんだよたまにじゃなくて毎日だろ」
「もう!オーフェンたら!」
そうして若い恋人達は長いキスをするのであった…
 
 

あとがき
作者(以下、作):わ〜い!とうとう書いたぞ初めての十八禁小説!
由香里(以下、由):この馬鹿作者がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(パンチを撃ち込む)
作:ぐはぁ!(吹っ飛ぶ)
由:とうとうやってはいけない所に手を出して!なんて事を今すぐ切腹しなさい!切腹!
作:いいじゃないかよ〜やってみたかったんだから…
由:もう何も言っても無駄ね…で、これをどうするの?
作:送るに決まってるじゃん
由:どこに?
作:色々
由:迷惑な事を…
作:人の書いたのにけちつけるなよ
由:ちょっと待ってあんたこれ書こうと決意したのは?
作:九月三十日
由:書き始めたのは?
作:同日の約午後十時
由:で今は何時?
作:約午前一時
由:あんた何三時間で書いてるのよ!
作:正確には休憩入ったから二時間ぐらい…
由:いいのよそんなことは!問題はいつも同じぐらいの小説を二日ぐらいで書いてる人が何でこう言うのに限って二時間で書いてるかって事よ!
作:人間って凄いね!
由:そんなセリフで片付けるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(バットで横っ面を殴る)
作:げほっ!(血を吹きながら飛んでいく)
由:こっちの話を書きなさい、こっちの
作:分かってますよ。一応あなたと同じ名前の人が出てくる一部オリジナルの小説を書いたら今度はそっちの十八禁を…
由:分かってないぃぃぃぃぃぃぃぃ!
(そしてあらゆる凶器で作者をたこ殴りにした後由香里退場。
あとには一つの肉隗が残っているのみ、それにスポットライトがあたりながら幕は降りていく)
 
 
 
 



<以下、悪平コメント>
 
 
作:というわけで、関 直久さんの「クリーオウのアルバイト」でした。
  むぅ……最近誰かとの対談あとがきが流行っているのだろーか?
 
L:私の影響力が強すぎたのねっ☆
  ああっ、美しいって、つ・み☆☆☆
 
作:……………………………………………………………………………………。
  そ、そそ、掲載がおもくそ遅れてしまったことをこの場を借りてお詫び申し上げますです。
  いやぁ、さすがに本業である学業をおろそかにしてまでは web 管理は出来ないので……。
  今年は論文を上げないといけない年度ですから、そらもう忙しいの忙しくないの………。
 
L:……………をぃ。
 
作:(汗をだくだく流しながら)
  おいらの書く駄文に関しては恐らく今年度中の新作はもう無いでしょうし、
  皆様からの投稿に関しても…………
 
L:んっんっんっ……………。
  そうよねぇ……口だけの「お詫び」なんて、サルでも出来るわよねぇ………。
  やっぱり「態度」で示さないとねぇ……………。
 
作:あ、あの〜〜〜、
  何で笑顔で靴べらを握りしめているのかなぁ?
  
L:ささ、皆様に「態度」を示しましょ☆
 
作:ちょっと待て、いや確かに俺も悪かったけど、いくら何でもそんな……
 
ぺちぺちぺちっ。
 
L:さて、このように作者も「態度」で皆様に示したことですし、
  しばらく私と会える回数が減るのも涙ながらに我慢しててねぇ〜〜〜☆
 
 
 

 
「投稿小説のこ〜な〜」に戻る