関 直久様作品:「マジク君の苦難」
 
 
 
魔術士オーフェンはぐれ旅 マジク君の苦難
                                作 関 直久
 
 

「いきなりだが……もう金が無い」
オーフェンは町について開口一番にこういった。
「ど……どうするんですかお師様?」
マジクが心配そうに尋ねる。
「う〜ん、マジクの月謝が来るのもまだ先だからな〜」
「それにしても何でお金が無いのよ」
「誰かさんにバイト代払っているからだろーが!」
クリーオウはすぐさまあさっての方向を向く。
オーフェンは肩を落とすと、
「しょうがない。ここでバイトして稼ぐか」
「また、工事の手伝いや薪割りとかですか?」
「俺はそうするが…マジクにはもっと稼げる仕事をしてもらおう」
「へ?」
「あの店だ」
オーフェンが指差した向こうには何やらいかがわしいお店が建っている。
「…何をするんですかあんな所で?」
「踊り子とかウェイトレスみたいのとかみたいらしい。チップももらえるし絶対稼げるぞ」
「僕、男ですよ…」
「安心しろ。これがある」
と、オーフェンは剣を取り出す。
「そ、それはまさか…」
「そうバルトアンデルスの剣だ」
「何で持っているんですか!?」
「ま、細かいことは気にするな。痛くないからじっとしてろ」
「嫌だ〜!!」
「ちっ!往生際の悪い奴だ!クリーオウ!押さえてろ!」
「は〜い!」
クリーオウが後ろからマジクを羽交い締めしている時にオーフェンはバルトアンデルスの魔術文字をなぞり、マジクに突きたてる。
刀身の文字が一つ一つ身体に移っていき、全て移ったのを確認してオーフェンは剣を抜いた。
光の文字がぱっとはじけて消えて、瞬時に―――マジクは女の子の身体になった。
「ああああああああああああああああ!!」
「よし!これで問題無し!さあ、マジク稼ぎに行くぞ!」
「お師様の馬鹿〜!」
マジクはそう叫ぶしかできなかった。
 
「お帰りなさい〜」
一応、借りた宿屋の一室でクリーオウは出迎えた。
「バイトどうだった?」
「俺のほうはまずまずだな。マジクは?」
マジクは無言でお金を差し出す。
その額に二人はびっくりした。
「うわ〜こんなに稼いだの!?」
「凄いじゃないかマジク!」
「大変でしたよ…変なおじさんにお尻や胸触られたり、酒の相手にされそうになったり、どっかに連れ込まれそうになったり…」
そう言って疲れ切ったらしく重い溜め息をつく。
「もういいでしょ?戻してくださいよ」
「まぁ、待てよマジク。一番稼いだお前に俺達がサービスしてやるからさ」
「サービス?」
「そう…」
いつのまにかクリーオウが後ろに回る。
そのままマジクを後ろから抱きしめると、
「女の悦びを教えてあげる」
「ク、クリーオウ?!」
そのままクリーオウはマジクの顔を手で挟んでディープキスをする。
マジクは目を白黒させていたが、そのうちにとろんとしてきた。
「はは!マジクったらキスだけで感じているわ!」
「お前がうまいからだろ」
「毎晩オーフェンと練習してるからね」
そう言いながら、クリーオウはマジクの服を脱がしていく。
そして、自分も裸になるとクリーオウはまず胸を愛撫し始めた。
舐められて堅くなってきた乳首を見て今度は自分の胸で刺激してみる。
お互いの乳首が擦れ合いそれぞれ甘い声をあげる。
「あ…クリーオウそんな…あっ!」
「ふふ…気持ちいいでしょ。あんっ!」
そうしながらクリーオウはマジクのあそこに手を伸ばしてみる。
毛も薄くむしろ無いに等しいその秘所はすでに愛液で湿っていた。
「凄い…もうビショビショ…」
「ああん…クリーオウ…」
すでにマジクは女の子のように喘いでいる。
その変化にクリーオウは微笑みながら秘所に添えた手を上下に動かす。
「あん!あん!気持ち…気持ちいいよぉ!」
「まだまだ…女の子同士のやりかたはいっぱいあるんだから」
クリーオウはそう言うと自分の秘所をマジクの秘所に合わせて擦り始める。
「はあ、はあ、こ・これはどう?マジク…」
「気持ちいい…ああっ!何かが来るゥ!来ちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
そのまま、マジクは絶叫しながらイってしまい、秘所からは潮が吹いていた。
「ああ…もうイっちゃたのぉ?」
クリーオウが不服そうに言う。
「私はまだなのにぃ」
「なら俺がやってやるよ」
「ああっ!オーフェン…」
オーフェンがクリーオウを組み伏せて秘所を舐め上げる。
たちまちにクリーオウも絶頂に達する。
「さてと…」
オーフェンはマジクが復活したのを見ると、
「今度は俺の番だな。まずはこれを奉仕してもらおうか」
とズボンを脱いで分身を掴み出す。
もうそれはすでに堅くそそり立っている。
「ああ…いつ見てもおっきいぃ…マジク、一緒に舐めよう…」
「うん…」
クリーオウに誘われてマジクも一緒にオーフェンのモノに舌をはわせていく。
「うっ…いいぞ二人とも…」
オーフェンはうめき二人の頭を押さえもっと押し付ける。
二人は更に一生懸命に奉仕を続ける。
「オーフェン…かけてぇ、私達の顔に…」
クリーオウはそう言って大きく口を開けて手でしごきたてる。
マジクもわからず真似をして口を開ける。
「いくぞぉ!二人とも!」
そう言ってオーフェンは白濁液を二人の顔に向けて発射する。
たちまちのうちに白く汚れる二人の顔。
「はあ…オーフェンのおいしい…」
「うう…あったかい…」
マジクが呆然としてるのを見てクリーオウは顔を近づけるとマジクの顔についている白濁液を舐め取り――
そして、そのまままたキスをする。
「はぁ…はぁ……ねぇ…マジク、今度はオーフェンのを入れてみない?とても気持ちいいわよ」
「え…痛くないの…?」
「安心しろ。変身させる時に膜は付けないようにしたから痛くないはずだ」
「じゃあお師様…入れて…欲しいの…」
マジクが懇願すると、
「そうか、じゃあ…」
そしてオーフェンはまずマジクを仰向けに寝かせ、クリーオウをその上に腹ばいに寝かせる。
そして秘所
同士が重なったところにまずオーフェンは挿入し、擦り上げる。
「ああっ!お師様ぁ!」
「オーフェン!気持ちいいぃ!」
「よーし、それじゃあまずマジクの方に入れるぞ」
「ああああっ!?」
途端にマジクの膣にオーフェンのモノが入ってくる。
確かに破瓜の痛みは無いが膣の中いっぱいに入る肉棒の感覚にに思わず叫び声を上げてしまう。
「ああっ!お師様の大きい!」
「いいぞ!マジク!締め付けてきて気持ちがいいぞ!」
暫くマジクの膣を楽しむと抜き取り今度は上のクリーオウの秘所に突き入れる。
「ああん!オーフェンが入って来るゥ!もっと来てぇ!」
「こっちもいいぞ…最高だ!」
クリーオウも胸やクリトリスを擦りつけ合ったりキスをして来たりしてくるそうしてオーフェンは交互に突き入れていたかと思うと、
「うっ…いくぞ…マジク膣に出すからなぁ!」
「また…また…お師様ぁイっちゃうぅぅぅぅぅぅぅ!」
「あたしも…もう駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
そうして三人同時に絶頂に達した。
 
「はあ…凄かった…」
マジクはあまりの体験の連続でぐったりとしながらも満足したような雰囲気だった。
「どうだマジク?女もいいもんだろ?」
「またこんな事しましょうね!」
そう二人にいわれてマジクは微笑みながらうなづくのであった。
 
 

あとがき
作:オーフェン十八禁の二回目完成!
由:また二時間で…もういいわ
作:これを書くきっかけとなったのは相馬さんの所のオーフェンリレー小説を書いてるときに
掲示板の方でマジクが女になったんだったら3Pなんてどうかなぁと冗談半分に書いて、
その時につい本当に書きたいなぁと思ったんだよねぇ
由:それでまた家に帰ってすぐ書き始めたと
作:思い立ったが吉日って言うじゃん
由:こういう場合に当てはめるのはどうかと…それにしてもつい昨日も書いてたんじゃなかったっけ?
作:うん。昨日もオリジナルの十八禁を書いてました
由:良く考えるもんだね…いつもの小説だと詰まっているくせに
作:ああっ!それは言わないで!
由:そっちのほうがメインなのにこんなの書いててどうするの!
作:いや、これはこれで別物と考えていただきたいなと
由:あくまで書き続けると
作:まぁね
由:あんたね…色々忙しいのにやること増やすな!
作:もう遅いんだ…始まってしまったから…
由:何感慨深げに言っとんじゃおのれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
(由香里、飛び蹴りをくらわせるとぐったりとした作者を掴みそのまま地雷原の真っ只中に投げ入れる。
爆発により何度も何度も跳ね続ける作者を冷たい目で見ながら舞台から去っていく。そして、爆発音の響く中幕は降りていった)



<以下、悪平コメント>
 
 
作:というわけで、関 直久さんの「マジク君の苦難」でした。
 
L:もしかしてこの小説って貴方好みでわ?
 
作:うみゅ、確かに。
  「男の子が女の子に変身」、「レズ」、「何も知らない女の子が快楽におぼれていく」等々、
  おいらのつぼを押さえている展開であることは事実ですねぇ〜。
 
L:…………………………………………………………………廃人。
 
作:悪かったなぁ!!!
  俺がホントの廃人になったら、おまえの出番が減るんだぞ。
 
L:どーせ元気でも書くスピード遅いじゃない。
 
作:………………………………………………………………………。
 
L:………………………………………………………………………。
 
作:すまん。
 

 
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