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今晩は。"影流風師" Shadow Breezerと申します。
このシリーズを読んで頂く前に、一言。
・この物語は小説版スレイヤーズを下敷きにしています。
…私の友人のセリフを借りれば、「原作原理主義者」ですので…。
・年齢とかは私の推測ですので、間違っているかもしれません。
神坂センセは、その辺の設定を既にしているのでしょうか?
・あと、アメリア×ゼル、べたべたのリナ×ガウリイがダメな人です。私は。
この辺がアニメ版と決裂した一因だったりしますが。
では。影風の旅に出かけるとしましょう…。
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リナ=インバース14歳、テールズ・シティ近郊の森にて
ばちん。
焚火の炎がはぜる音がした。赤い火の粉が漆黒の中に舞う。
「うっ、ああぁ〜」
その音で見張りとおぼしき男の目が覚めたらしい。大きく伸びをして立ち上がる。無意識のうちに、あたしは茂みの中に身を潜めていた。
「ったく、見張りっていったって、何を見張れって言うんだよ…。ほんとにうちの親分は頭が固いんだから…」
ぶつくさとぼやいて、積んであった薪を焚火の中に放り込む。
ばち。ばちん。
一瞬炎が大きくなり、続けて焚火のはぜる音が何回か聞こえた。見張りの男は、ぼんやりとそれを眺めている。
「まいったわねー…」
あたしは舌打ちした。これだけ辺ぴなとこの盗賊たちなら警戒なんてしていないだろうし、楽に中まで入って行けるだろうと踏んだのだが…。どうやらそこまで世の中は甘くなかったらしい。
見張りを「眠り(スリーピング)」で眠らせてもいいのだが…。
「ま、手間がかからない方がいいわね」
結論を決めて、あたしは口の中で小さく呪文詠唱を始めた。…まぁ、最初から結論が決まっていたとも言うが。
「爆煙舞(バースト・ロンド)っ!」
きゅごごごごごごごごごっ!
「どわわっ!?」
見張りの男が飛び起きて慌てふためく。もっぱらデモンストレーション用として使われる術だが、今のは殺傷能力をほぼゼロにして、代わりにハデさをドアップしておいた。
「なんだっ!?どうしたっ!?」
見張りは一人だと思っていたのだが、入り口のすぐ近くにもう一人いたらしい。同じように慌てて飛び出してくる。
「てっ…敵だっ!」
「て、敵って…一体何が!?」
「わからねぇっ!」
「わからねぇって…外の見張りはおまえなんだろっ!」
盗賊たちが混乱した会話をする間にも、また中から2、3人が出てきた。
今の爆煙舞なら、十分中まで音が聞こえたはず。もし寝ている奴らが大半だったとしても、かなりの盗賊たちが反応するだろう。
「もういっちょ爆煙舞っ!」
くごごごごごごごあっ!
今度は、音量を最大に上げたのを焚火の真上で炸裂させた。
『うごどああああああぁぁっ!?』
大音響に耳をやられたか、のた打ち回る奴もいる。あたしもちょっと耳が痛い。
他の奴らはパニック状態に陥って、森の中に駆け出していった。
「どうした!?」
「何があった!?」
ようやく中から少し偉そうなおっちゃんたちが出てくる。十五人くらいの盗賊たちがおたおたしているのが見える。
「ま、こんなところかしらね」
あたしは再び呪文詠唱を始めた。両の掌を開いていくと、赤く光る珠がゆっくりと大きくなっていく。
「み、みんなっ!あっちだっ!」
盗賊の一人があたしの方を指差す。しかし時既に遅し!
「火・炎・球(ファイアー・ボール)っ!」
ぐぼあああああああぁあぁぁあっ!
「どひいいいいいいいいぃっ!」
こんがりとコゲて盗賊たちが吹っ飛ばされる。ここは森の中でも開けたところだし、アジトは山肌の洞窟の中だから引火はしないはずだ。
今の音でまた盗賊たちが飛び出してくる。あとは茂みの中で座って待っていればよし。
ぴちょん。
地下水が染み出ているのか、上から落ちてきた水があたしの髪を濡らした。
「…思ったより広いのねー」
あの後、適当な術を2、3発ぶっ放しただけなのだが、盗賊どもはみんな逃げるか倒すかしてしまったらしい。アジトの中に入ってみても人の子一人いない。
しかし、天然の洞窟を元に作ったアジトはちょっとした遺跡ほどの大きさがあり、比喩抜きで迷路になっている。お宝がどこにあるのか、まるでわからない。
「まぁ、人が住んでたとこなんだし、たかは知れてるはずよね…」
そう言って、あたしは一歩足を踏み出した。
「ん…?」
今、確かに風を感じた。
そちらを見てみると、ただの岩壁に見える。しかし、風があるということは…。
「振動弾(ダム・ブラス)!」
ごがあっ!
岩壁が砕け散ると、その向こうにはぽっかりと道が伸びていた。
「ここね」
にっこりと微笑んで、あたしは足を踏み出した。
そのとたん、少し戸惑った。苔で覆われていて、人の歩いた形跡が無い。
「おかしいわね…?宝物庫なら、いくらなんでも人が全然来ないってことはない…と思うけど」
しかし、とりあえず前に進んでみる。
が、進むにつれて空気が天然の洞窟の様相を呈してきて、人が往来していたところには思えない。
「まさか、ここの盗賊たちってお宝を全然集められないほどヘボだった、ってオチじゃないでしょうね…」
自分で言って自分で引きつり笑いを浮かべる。
やがて、前の方に扉が見えてきた。
普通に考えれば、ここにお宝がある、と考えるのが自然なのだろうが…。
あたしはとりあえず扉を調べる。罠どころか、鍵さえかかっていないようだ。作りは重厚な金属製で、よくわからない文様が施してある。
ますますもって気に食わない。常識的に考えれば、何かの罠がある、という結論に達せざるを得ないのだが…。しかし、あの程度の盗賊たちがそんな大層な罠を仕掛けていたというのも考えにくい。
それに、ここまで来て何もせずに帰るのは面白くない。
「ま、なるようになるでしょ」
あたしは、少々警戒しつつも扉を開けた。
「…?」
あたしが扉の中で見たものは。一つの大きな五某星魔法陣。
その中央に、あたしの握りこぶしほどもある、黒真珠のような宝石が輝いていた。
「らっき!もーらいっ…とっ?」
あたしが魔法陣の中に入った瞬間。何かが聞こえたような気がした。
思わず、そのまま立ち止まって耳を澄ます。
「気のせい…かしら?」
「気のせいじゃないよ…リナ=インバース」
「うわっ!?」
今度は突然耳元で声が聞こえた。いや、聞こえたというのは正しくない。今のは、あたしの頭の中に直接「声」が響いてきた。
「ようこそ、ここへ…。なんの因果でこんなところに来たのかは知らないけどね…」
「あなたは…誰なの?」
あたしも「声」に呼びかける。
「僕?僕はね…。ま、名乗るほどたいそうなもんじゃないさ」
「それで?あたしは、この黒真珠をもらえればそれでいいんだけど。持ってっちゃうわよ?」
「黒真珠?まぁ、宝石には変わりないけどね…。それは黒真珠じゃないよ。別の宝玉さ」
「宝玉?なんでもいいけど、もらっていっていいのかって聞いてるんだけど」
「もとからここに来た人にあげるための物だからね、それは。好きにすればいいさ」
「いいの☆らっき!じゃぁ、あなたも元気でね」
あたしは宝玉に触れようとする。
「いや、あげるとは言ったけどね…。ただで、とは誰も言っていないよ」
「…えっ?」
あたしが声を出すよりも早く。宝玉に変化が起こった。
「っ?な、なっ、なにこれっ?や、なにっ!?」
宝玉の表面がブレて見えたと思った瞬間、黒い触手が飛び出てあたしの腕を絡め取ったのだ。
触手は次々と宝玉から現れ、あたしの体をいましめていく。
「いっ、いやあぁぁぁっ!なんのつもりよっ!」
「まぁ、そういうことだよ。君の意志がどうあれ、ここに来てしまったんだから運命を受け入れることだね」
「いやっ!気持ち悪いっ!放してっ!」
触手はもはやあたしの動きを完全に押さえていた。もがくことさえままならない。
「ど、どうするつもりよぉ…」
怯えてしまい、弱気になるあたしの声。
触手の一本があたしの声に答えるかのように、奇妙に蠢きながら下の方へ降りていく。
「な、なに…殺すなら一気にやりなさいよね…」
びりっ!
あたしの太股に絡み付いていた触手が少しうねると、服の生地が破れる音がした。
「…あ…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
あたしの一番恥ずかしいところが晒されているのがわかると、思わず絶叫していた。無駄とは分かっていても、もがいて逃げだそうとする。
「無駄だよ…どうやったって逃げられるはずはないさ」
「あっ…!あなたっ…!スケベっ!変態!どうなるかわかってるのっ!?」
「どうにもなりはしないさ…君の力ではね」
「あのねぇっ…後でどうなる…きゃっ!」
いつのまにか近づいてきていた触手が、あたしの一番恥ずかしいところに触れた。おぞましさと羞恥心で鳥肌が立つ。
「や、やめ…放しなさいよっ!動くの止めなさいってば!」
触手はあたしの一番恥ずかしいところで蠢き続ける。しかし、どうやっても逃げられない。
「いい加減に…、ぐっ!?あ、あぐっ、ぎゃっ、ぎいぃっ!」
身を貫くような激痛が股間に走る。あたしは絶叫しながらのた打ち回った。
「ひいいぃっ、痛い、痛い、痛いよぉっ、痛いっ、痛いーっ!お、お願いっ、やめて、お願い、お願い…」
刃物が突き刺さったかのような激痛。
激痛と共に訪れた異物感で、あたしは股間に触手が侵入してきたことを知った。
「痛い、痛い、痛い…やめ…て…」
激痛で意識が遠のきそうになる。うわごとのように口走るあたし。
「うーん、そこまで痛がるとは思ってなかったけど…耐えられるかな?」
「ひっ、ひぐっ、やめて…」
「まぁ…そのうちなんとかなるかな」
声と同時に。あたしの股間に再び激痛が走った。
「あぐっ、がはぁっ…やめ、や…痛い、いたいっ!いたいーっ!」
のた打ち回ることさえできないあたし。触手が激しく股間を蹂躪しはじめたのだ。
「か…はぁ、やめ…いた…い…」
もはや意識がもうろうとして、何がなんだかわからない。ただ、股間の痛みだけは鮮烈に響いてくる。
「だいじょ…」
「声」がまた何かしゃべったと思った瞬間。あたしの意識は暗転した。
目の前がぼやけて何も見えない。あたりは暗いようだが、床からほのかに光が放たれているようだ。
「…?」
意識が少しはっきりしてくる。
「あ、そっか…」
目がぼやけていたのは、涙がにじんでいたからだった。手を顔に持ってきて、涙を拭こうとする。
が、腕が動かない。
「んっ…んっ!んっっ!!」
唐突に意識がはっきりした。同時に股間の痛みと、全身をいましめている触手に気がつく。
そして、ついさっき…であったろう陵辱の記憶も、はっきりとよみがえってきた。
未だに疼く股間の痛みが、記憶をありありと呼び起こした。思わず涙がこぼれてくる。
「やれやれ…気絶しちゃうとは思わなかったけど…」
「あっ…!あんたっ!!」
あたしは思わず叫んでいた。が、それ以上言葉が出てこない。羞恥心と屈辱で全身が赤く染まる。
その時気がついた。あたしの服がはぎ取られている。一糸纏わぬ姿だった。
「いっ…いやあぁっ!なにすんのよっ!」
「なにって…さっきあれほどやられて、まだ気づかないの?」
「そういう意味じゃなくてっ!…いい加減に放しなさいよっ!」
ふぅっ、とため息の音が聞こえてくる。
「この状況で、そういうセリフを吐いてる余裕があるってのもすごいねぇ…気丈さは噂にたがわないみたいだけど」
「あのねぇっ…!」
「ま、ずっとそうやって抵抗されても面倒くさいからね。とりあえず、言うことを聞いてもらうようにはなってもらおうか」
「なっ、なにっ!?何を言ってんのよっ!!」
触手が動く。今度は太股に絡み付いた触手が、両足を横に引っ張っていった。
「いっ、いやぁぁっ!やめてっ、恥ずかしいぃっ!!」
もがこうとするが、触手はびくともしない。すぐにあたしの恥ずかしいところが丸見えになってしまった。しかし、足をじたばたさせることさえできない。
「痛がられても困るからね、とりあえずは」
声とともに、一本の触手があたしの股間に近づいてきた。
「やだっ!何する気っ!?」
「声」は答えない。代わりに、ずきずきと痛む股間に冷たい感覚が生まれた。
「んんっ!?なにっ!?」
液体のようである。どうやら触手が何かの液を分泌しているということはわかった。
冷たい感触が、未だに疼く股間には気持ちいい。
「ん…」
が、何か様子が変である。最初は冷たかったそれが、段々と熱くなっていった。
いや…もとい。熱くなっているのは、液体ではないようだ。あたしの体そのものが熱くなってきているようである。それも液体が触れているところではなく、体の奥深くが。
「な…なんなの?これは」
「今にわかるよ…さっきみたいに痛くはないから、安心してもいい」
「安心って…」
体の奥の熱さは徐々に高まってくる。
「そろそろ、大丈夫かな?」
「…何する気?」
答えは返ってこない。そして、触手が再びゆっくりとあたしの中に侵入しはじめた。
「きゃぅっ!もっ、もうやめてっ、痛い!」
触手の表面がぬるついているせいか、さっきほどの痛みは感じられない。だが、不快な異物感と、傷口に触れるような痛みがあたしの股間を襲う。
「やめて、やめてっ、お願いだから!」
あたしは無駄とは知りつつも、もがいて抜け出そうとする。そうでもしないと、痛みに耐えていることができない。
「まだ…だったかな?」
「お願いっ…!もう、もう放してっ…」
「じゃ、もう少し増やしておこうか」
「ね…ねぇっ!」
「声」は、すでにあたしの声に答えようとしていなかった。一方的に言い放ち、それきり「声」は聞こえなくなる。
次の瞬間、あたしの中の触手がびくんと震えたかと思うと、体の中に冷たい感覚が生まれた。
「んんっ…、今度は何する気?」
「さっきと同じだよ」
短い返答。確かに、触手は再び何かの液を分泌しはじめているようだ。体の中の熱い部分に直接冷たい液がしみていくような感覚。
…それがやがて、どうしようもなく熱い感覚に変わっていった。
「何なの…この液は」
「さっき言ったとおり、今にわかるさ」
あたしの股間は、すでに熱いという感覚以外持っていなかった。触手の不快感も、陵辱された痛みも。
「これなら…もう大丈夫かな」
「声」で気づいたが、再び触手が蠢きはじめている。しかし、すでに股間に痛みが走ることはなかった。ただかすかな異物感があるのみである。
分泌した液が、触手を滑らかに動かしているのだろうか?それとも、熱さの感覚しかなくして、痛みの感覚がしないのだろうか?いずれにせよ、さっきあたしの股間にあった激烈な痛みは、嘘のようになくなっていた。
「じゃ、そろそろ本気で行こうか」
声とともに、触手の動きが急に速くなった。
「んっ…」
動きが変わった瞬間、かすかに痛みが走ったが、それも一瞬だった。あたしの股間には、熱さと少々の異物感しか存在していない。触手は激しい動きをしているが、それにも関わらずその感覚はほとんどなかった。
ぺちゃり。
「んんっ!?」
突然、動いている触手とは違う感覚が生まれた。見ると、別の触手が張り付いている。その先端からは、やはり液体が分泌されて、あたしの体を濡らしている。
その触手は、激しく動く触手とは対照的な緩慢な動きで蠢き、下の方に降りていった。
「や…何これ…」
その触手は降りていくのをやめたかと思うと、あたしの股間に近づいてきた。そのままうねうねと動いていたかと思うと、やがて股間の突起にそっと触れてくる。
激しく動く触手をよそに、こちらの触手はゆっくりと突起をこねくり回しはじめた。
「やっ、何するのよ…」
嫌悪感から身をよじるが、当然逃げられるはずがない。触手はあたしの股間の突起を撫で回し続ける。触手から分泌される液も、あたしの股間に滴り続けていた。
そうされているうちに、あたしの体の熱さは少しづつ、しかし着実に高まり始めていた。
頭がぼうっとしてくる。それでも、体の中の熱さはどんどん大きくなってくる。
「そろそろかな?」
「…何のこと?」
「わからない?自分自身で」
「わからない…って…」
最初のうちにあたしを襲っていた苦痛は、嘘のようになくなっていた。代わりに、燃えるかのような熱さが体を駆け巡っている。痺れるかのような感覚もある。
何だろうか?これは。
既に、苦痛ではない。この熱さも、あたしの体に苦しみを与えているわけではない。
そして、痺れるかのようなこの感覚…。
それは。
…それは…。
………。
…快…楽…。
………。
…あたしは。次の瞬間、体の力が、抜けていくような感覚を、覚えていた。
歯を食いしばっても涙があふれてきて、目の前がにじんだ。
「わかったかい?」
うつろに響いてくる「声」。
「………」
「わかったんだね?」
「声」がもう一度聞こえる。
「………」
「わかったらしいね…」
「………」
「それじゃ、ね」
「声」が聞こえたと思った瞬間。股間の熱さがひときわ大きくなる。
激しく動き続ける触手。液を滴らせながら蠢く触手。二つの触手に、股間の熱さはどうしようもなく増幅されていく。
半ば放心状態に陥ったあたしは、それに抗う術を持たなかった。
そして…。
「………?」
目を開けると、いっぱいに太陽の光が差し込んできた。
「ううぅっ…眩しいっ…」
大きく伸びをして、起き上がる。多少疲労感が残っているようだが、調子はそれほど悪くはないようだった。
周りにはうっそうと茂る森がある。その中にぽっかりと開いた場所、山肌の洞窟の前に、あたしは…。
「あれ…」
意識がはっきりしてくる。同時に、記憶が頭の中を駆け巡る。
ここは、間違いなく昨日殴り込んだ盗賊のアジトの前。焚火の跡まで残っているから間違い無い。あたしがこの中に入っていったのも確かである。そして、そこであたしは…。
「んんっ!?んんんんんんんんっっ!!??」
思考が混乱した。一体、あたしは、なんでこんなところへ…。
あたしは、服を着ている。昨日とまったく変わらない格好である。まるで何事もなかったかのように。
…いや、一つだけ違うところがあった。あたしの指に、一つの小さな指輪がはまっていた。宝石は、怪しいまでに黒くうつろに輝く黒真珠のような宝玉。
「………」
しばし呆然と立ち尽くすあたし。
「な…何だったの…!?あれは…」
-END-
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この話は、かなり前に書いたものになるので、シリーズの他のものに比べると、かなり雰囲気が違うものになっています。かなり原作のリナ一人称を強く意識した形になっていますし。自己流に合わないので、すぐやめちゃいましたが…。
ただ、これを読んで頂ければわかるとは思いますが、結構「だーく」が入った路線に進んでいきます。「らいと」がお好きな方々には申し訳ありませんが…。
しかし、それが影風の所以です…。
では、また次の作品で。
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