「目は覚めた?」
だれかがあたしに問い掛けてくる。この声は…美幸?
「う、うん。まだ頭は朦朧としてるけどね。それにしてもあたしにこんなことをするなんて
絶対に許さないんだから」
なぜ今まで眠っていたかというと、誰かが突然背後からクロロなんとか…ってやつをかがせた
せいだったのだ。
「まあ美幸が近くにいてくれたおかげで助かったけどね。んで、無事逮捕できたんでしょう?」
たぶんメカフェチの美幸が、痴漢撃退装置か何かを作動させてくれたんだろう…と思っていた。
「あなたにクロロホルム嗅がせたの、わたしよ」
「…え?」
「最近いろいろと面白いものが手に入ってね。夏美の身体でちょっと試してみようかな…なんて思って」
面白いもの?あたしで試す?…思考中。…
…まさか。まさかまさかまさか!
「もしかしてあたらしいトレーニングマシン…?」
「はずれー」
やっぱり。じゃああたしの身体試すってことはやっぱり…
「もしかしてもしかすると、あの…女の子が飲むと、なんとなくえっち〜な気分になったり、怪しい音
立てながらぶるぶる震えて、あんな所をマッサージしちゃったりするもの?」
「あったり〜。まあ媚薬は今回はないけどね」
「あのー、あたし用思い出したからちょっと出かけてくるね」
そう言って、布団から出ようとした…あれ?手が動かない?
!!げげ!手錠されてる!しかも素っ裸!!
「いつのまにこんなもん付けたの!?早く鍵貸してよ!」
「もちろん寝てる間よ。鍵渡したら付けた意味無いじゃない」
まずい展開。…しかーし。このあたしには、この鍛え上げられた筋肉がある!
手錠の一つや二つ、壊せないでどーする!せーの、
「うおりゃああああああああああああああ!」
ぎぎぎぎぎぎぎ。手錠は小さな軋みをあげた。でも、手錠がかかってるところに力が加わる訳だから
けっこううで痛い。真ん中の鎖が、曲がってきたかなと思った時。
「ふふふ。そう来ると思って、寝てる間に夏美の力が無くなる仕掛けをしておいたの。これよ」
そういうと、美幸は何やら変なリモコンを取り出した…と思った瞬間。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…
変な音がしてきたと思ったと同時に、あたしの大事なところに、なにやら機械的な刺激が訪れる。
「うう…ちょ…ちょっと美幸…なにこれ…」
「さっき夏美が言ってたもの。ピンクローターよ」
やはり予想は大的中。あたし、えっちなことされると、抵抗する力も無くなっちゃうんだよね。
大ピンチ。
「は…はやくとめ…て…よぉ…」
はあ…とまった。ど、どうしよう…そのうちこうなることだと思ってたけど…
「もう…美幸には中嶋君がいるでしょう?女の子同士、こういうことはいけないとおもう…ああ!」
またもやあの刺激。体中が火照ってきた。美幸、お酒臭い。
「中嶋君、私の相手してくれないの。かなり欲求不満になってるのわたし」
たしかに中嶋君にはそんな度胸無いけど…だからってなんであたし?ヤバイ。美幸も脱ぎはじめてるし。
はあ…はや…く…とめ…てっ…ああ…。
「はあ…これじゃ…お嫁に…いけないよぉ…」
「だいじょぶよ。夏美、結構魅力あるし、胸もこんなに大きいし」
げげ。胸に手、出してきた。ああ、あたし胸弱いんだ…
「あん…やめて…はやくと…ってぇぇぇぇぇ…」
「だめよ。もう夏美は私のもの。それにここもこんなに濡れてるじゃない」
「はぅん…ああ…う…動かさないでっ…んんっ」
はあ、美幸の舌がからんでくる…こんな激しいキス、まだ誰ともしたこと無いのに…
「ふふふ。夏美ってば結構敏感だよね。乳首なんてちょっと触っただけで…」
「ふあ!だめぇ…はあ…あん…も…もうだめ…」
「イキそう?イクときはちゃんと言ってね」
…はあ、はあぁぁ…乳首舐めないでっ…
くちゅ…ぴちゃ…
「ああ!やめてぇ…胸は…やめてぇ…はん!」
美幸はあたしの胸を弄ると同時に、リモコンのスイッチを、「強」に合わせた。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…
「っくはあぁぁぁ!…イヤ!…もうだめ…イキそう! はん!はあ!だめぇ!イっちゃう!いくっ!
イくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
はあ、はあ…ああ、イっちゃった…頭の中はもう真っ白。
目が霞む。泣いてるの?あたし。
「もうイっちゃったの?ひとりだけずるいわよ。わたしまだなのに」
「はあ、はあ、美幸ひどいよぉ…まだ誰ともこんな事したこと…ないのにぃ…ひあっ!」
美幸がローターを引き抜く。
「夏美のここ、きれいだね。ひとりえっちもあまりしないでしょ」
みゆきは指を入れてくる。
「ああ、もう、やめようよ。ね?」
「まだよ。私だって気持ちよくなりたいのに」
「あん!そんなとこ舐めないで!汚いよぉぉぉ」
「汚くなんて無いわよ。夏美のだもの。それにほら。また濡れてきたよ」
うう、そんな所舐められたら女の子なんてみんなこうなるって。ううう。弱いなあ、女の子は。
「あたしのも舐めて」
そう言って美幸は、手錠を外してくれた。よし、反撃開始。もう涙も止まったぞ。
「ふふふ。よくもやってくれたわねぇ」
「!?」
とりあえずあたしは、さっきまであたしの中にあったローターを美幸のあそこに挿入する。
と同時に、電源ON。
「んん…それは…あ、あああああああああ!」
「どう?結構効くでしょ」
「ああ、いきなりそれは…っくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
なんだ。なんだかんだ言いながら、美幸も結構敏感なんだ。
「ふふふ。あたしが中嶋君だったら…なんて思ってないでしょうねぇ」
そう言いながら美幸に手錠をはめかえす。
「ああ!そんなことっない!…ひあ!」
乳首を攻める。美幸、顔真っ赤になってる。自分が悪いんだぞ。
そいえばあたしのここも舐めてっていってたよね。
ぴちゅ…ずず…くちゅくちゅ…
わざとえっちな音を部屋中に響かせながら、舐めたり吸ったりしてみる。
「ああああ!イヤ!音たてっないでぇ!ひい!」
クリちゃん発見。早速攻める。
「きゃああああああああああ!そこはだめぇ!やめてぇぇぇ!いく!いっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
やめてぇ?わかりました。やめます。
あたしはローターを引き抜いた。
「!!!!!っはぁ!どうして!?」
美幸は、手錠をガチャガチャ音を立てながら、泣きそうな顔であたしに言う。
「え?やめてっていったから…」
「お願い…もう少しなの…はやく…して…」
「なにお?ちゃんと言ってくれないとあたしわかんない」
「…もう!いじわる!わたしの○○○○をぐちゃぐちゃにして!!」
げげ!1件家じゃないんだからそんな大きな声出したら、まわりの人に聞こえるでしょうが!!
「わかったわかった。じゃあ、足を大きく開いて」
「はやくぅ…はやくぅ…ひあ!」
ローターのスイッチを「強」にしたまま、美幸のクリトリスにあてがう。
「きゃああああああああああああ!いく!いやあああああああああああああああああああ!」
美幸は、足をピンと伸ばして、痙攣を起こしている。
「ああ!はああ!」
美幸は快感の余韻に浸っていた。
しばらくして聞いてみる。
「イっちゃった?」
「う、うん。イっちゃった。ごめんね。変なことしちゃって。すっかり酔いも覚めちゃった…!?」
「あたしももういっかい気持ちよくなりたくなっちゃった」
そういって、あたしのあそこと美幸のあそこを絡ませる。
「あたしは…ああ!もう十分!ひあ!」
「動かすよ…」
あたしは腰を軽く揺らす。
「ああ!まだわたし…イったばかり…ああ…なのにぃぃ…あん!」
徐々に激しく揺らしていく。
美幸も、追いかけるように腰を動かしてる。
ぴちゃ…くちゃ…ぐちゃ!
いやらしい音。部屋中に響いてる。
「ああ!ふぁん!み!美幸ぃぃ!」
「ひあん!あん!夏美ぃぃ!」
「みゆき!好きぃぃぃぃぃ!きゃん!くあん!」
「わたしも!なつみ!あん!好きーーー!」
イきそう。一緒に行こう。美幸。
美幸もそろそろイきそうだ。
もうだめ。限界。
「み、みゆき!あたし!もうだめ!あん!ふぁん!」
「わたしも、イっちゃう!うああああん!」
「あん!ああ!ひあん!イく!イく!イくうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「ああ!やん!ふあん!なつみ!!だいすきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
ぶしゅ!
あたしも美幸も、足を張って潮をふき、しばらく痙攣する。
やがてぐったりして、寝てしまう。抱き合いながら。
朝。
あたしは、朝というものによわい。
いつも起こしてくれる美幸に感謝。起こしかたは最悪だけど。
…あのまま寝ちゃったんだ。
…美幸がいない。パンの焼けるいい匂いがする。
着替えてキッチンの方へ行ってみる。
「あ、おはよう。起きた?」
―美幸、大好き。