カイト様作品:「退屈な夜に・・・」


「ねぇ、オーフェン?」
「あん?」
「何で私達はこんな所で、立ち往生してるの?」
「そうだぁ・・・って、てめぇの、せいだろ!?」
がばっ!と、怒声を上げながら起きあがるオーフェン。
「てめぇが、食料の入った袋を宿に忘れて、その上、金までその中に入れてたから、
何キロもある町に取りに行くハメになったんだろうが!?」
ちなみに、彼ら二人は待っているだけであって、
歩いて取りに行っているのは弟子のマジクだ。
「まー、悪いとは思ってるんだけどねぇ・・・」
ポリポリと頭をかきながら言い訳を考えるクリーオウ。
彼女の相棒の黒い悪魔は、すでにテントで寝息を立てている。
「あぁ、もういいよ。あれをお前に渡した俺が悪かったんだ・・・」
「うん。それにしても退屈よねー。」
「(今のは、嫌みのつもりだったんだがな・・・・)」
一人胸中でつぶやくが、クリーオウがそんなことに気がつくはずもない。
「(しっかし、ホントに暇だな・・・・)」
マジクが町に向かって出発したのが、三時間ほど前。
町までは大体二十キロ程度だから・・・・まぁ、朝までには到着するだろう。
走り続けている彼とは違い、自分たちはやることがない。
偶々、マジクが缶詰を持ち歩いていたので今晩は空腹という訳でもない。
いつもなら、ゴタゴタの方がやってくるのだが、それすら今夜はない。
「ねぇ、オーフェン。」
「ん?」
再び少女に呼ばれ、振り返る。
と、その瞬間。少女の唇が自分の唇と重なり合う。
「むぐっ・・・・」
「ん・・・・」
少女の舌が自分の口の中で動き回る様子、が手にとるように伝わってくる。
「む・・・んぅ・・・ぷはぁ。てへへへ♪」
「てへへへ♪じゃねぇ!なんだよいきなり!?」
「だって・・・・」
口をとんがらせて「う〜ん」と悩むクリーオウ。
そして―
「退屈じゃない。」
「だからって、お前な・・・・」
「だってーーー!ほんっとに退屈なんだもん!!
何だか知らないけど全然眠くならないし!だから・・・しよっか?」
「ったく・・・」
と毒づきながら、彼女を抱き寄せる。
そっと服の上から、胸をなぞるようにして揉みだすオーフェン。
クリーオウの口からは、甘い吐息が漏れだしている。
「あふ・・・あっ・・・ん、あっいい・・・・・」
「気持ちよさそうだな?」
「ん・・あっ、あんっ!」
今度は直に触りだし、クリーオウの声がいっそう大きくなる。
「さて、こっちの方はっと。」
そう言いながら、彼女のジーンズを脱がす。
さらけ出された純白の下着には、もうシミが出来ている。
「何だよ、だいぶ濡れてんな。」
「あんっ!あっ!んん!あ、あふ!あっ、ひゃん!あっあっあん!」
オーフェンが、指先で秘所をいじくるたびに、
クリーオウの声が高まり、流れてくる液もそれに答えるが如く流れ出る。
「あっ!あんっ!ダメッ!もう、あっあん!イっちゃうぅ!」
叫び声と同時に、クリーオウはぐったりと倒れる。
「おいおい、早すぎだろ?」
「だって・・・」
「まぁ、いいか。とりあえずご奉仕してもらわねぇとな。」
そう言って、ズボンを脱ぐオーフェン。
そして、堅くそそり立った一物が少女の前に突きだされる。
「ん・・・はふ、くちゅくちゅ・・・」
特にいやそうな顔もせず、熱心にくわえ、舐め回す。
「くっ・・・いいぜ、クリーオウ・・・」
そう言いながらそっとクリーオウの背後に手を伸ばす。
「くちゅ、くちゅ・・・ひゃ!」
突然クリトリスをつままれ、思わず口を離す。
「どうした?まだ俺はイってないぜ。」
「だってぇ・・・あっ!あんっ!あ・・・」
すぐにその行為を止めてしまったオーフェンに、抗議の目を向けるクリーオウ。
「続けて欲しかったら、ホラ。」
「うん・・・」
再び、男の一物をくわえ始める。そして、オーフェンも先程の行為を始めだした。
「ん・・・ふぁふ・・ふぉん・・・・」
「いいぞ・・・・ほらっ、いくぜ!」
今までくわえていた物が、ビクンと振動し、液体がクリーオウの顔にかかる。
「ふぅ、良かったぜクリーオウ。」
「オーフェン・・・・」
「・・・何だよ?」
笑みを浮かべながら聞き返すオーフェン。
何を言ってくるか、大体の見当がついているからだろう。
「いれて・・・・」
「ダメだ。」
「そんな・・・・・」
「どうしても入れて欲しいか?」
「うん・・・」
「じゃあ、お願いしろよ。」
「え・・・?」
不意に、オーフェンが、再び秘所をまさぐりだす。
「やっ!あんっ!ああっ!んあ、ああっん!」
「ホラ言って見ろよ。」
「うっ!ああん!オ、オーフェンのぉ、あんっ!私にぃ、やぁん、あっあっあん!
いれてぇ・・・」
「オイオイ、俺は白魔術師じゃねぇんだぜ?ちゃんと言ってくれなきゃわかんねぇよ。」
「そ、あぁん!そんなぁ・・・あぅん!あっあん!」
「言えなきゃ、お預けだな。」
そう言いながら、指の動きも止めるオーフェン。
クリーオウには、もはや理性は残されていなかった。
「オーフェンの、お、お○んちんをぉ、わ、私のいやらしいお○こにいれて下さい・・・
お、お願いしますぅ。」
「よしよし、よくできたな。じゃあ、ご褒美だ。」
そのまま勢いよくクリーオウの秘所に自分の分身を押し込むオーフェン。
押し込むと言っても、すでに十分濡れていたそこは、すんなりとオーフェンをとおした。「あ
んっ!あっ!あっ!あっんんあん!」
「へへ・・・良いぜ、良い締め付けだ。」
オーフェンは腰を動かしながら、クリーオウの乳首をつまむ。
「やぁ!」
「何がやなんだよ?気持ちいいんだろ?」
腰の動きがいっそう激しくなる。
「あっ!あんっあんっ!ああ!だめぇ!またイっちゃうぅ!!!!」
「くっ!俺もイク・・・」
二人同時に絶頂に達し、クリーオウの中に熱い液体が注ぎ込まれる。

「ったく。いくら暇だからっていきなりやるかね普通。」
「なーによ!オーフェンだって乗ってたじゃない!?大体今日のはちょっと鬼畜が入って
たわよ!?」
「二人とも、何の話をしてるんです?」
ひょっこりと、カーテンの隙間から、マジクが中の二人に問いかける。
「い、いや、別になんでもない。それよりもちゃんと前向いてろ!」
「はいはい。」
多少動揺しながらごまかすオーフェン。
と、ふとマジクを見て気がつく。
「なぁ、おまえもしかしてマジクを追っ払うために荷物を置いてきたんじゃねぇだろな?」
「てへへへへ♪」
「だからてへへへ、じゃねぇって!」
「いいじゃない。」
「よかないわぁぁぁ!マジクの話だと危うく全部とられるところだったんだぞ!
わかってんのか!?」
「まぁそれはともかく。またしようね♪」
ぼそりと耳元で囁かれたその言葉に、赤面するしかないオーフェンだった。


〜あとがき〜

カイト(以下カ):まずは始めまして。カイトです。
新参者ながら18禁物などを書かせて頂きました。(ペコリ)
ライ(以下ラ):おいおいおいおい!なーに下手になってるんだよ!なぁ!?
カ:・・・どちらさま?
ラ:俺様はお前の心の中にいるもう一人のお前だ!
大体なんだよこの控えめなあとがきは!?
カ:まぁ、新参者ですし。文章もへぼだし・・・・
ラ:ちっ、なさけねぇなぁ!いいかあとがきってのはなぁ・・・
カ:長くなりそうなので、無視します。
ラ:おい!
カ:さて、私自身、友達に依頼されて小説を趣味で書いているのですが、
十八禁物は初めてです。故に、文章も変な物です。
もしも、これが採用されたら二つ目も書こうかなぁ・・・・
ラ:だから何でそんなに下手に・・・・
カ:何はともあれ、悪平さん。宜しくお願いします。
ラ:俺からも頼むぜ!



<以下、悪平コメント>

作:という訳で、久しぶりのゲスト投稿、
  カイトさんの作品「退屈な夜に・・・」でした。

L:これもまた……あんた好みねぇ〜

作:うみゅ!
  もう、積極的なクリーオウに萌え萌え〜☆

L:……廃人……

作:何を言う!こんな真っ当な人間を捕まえて!

L:どこが真っ当なのよどこが!
  大体あんた、某店員さんに、自分がゲル研で何を担当してるのか、
  胸を張って言える!?

作:くっ……
  な、何故おまえがそのことを……

L:それは私が私だからよ!

作:むぅ〜……
  よく分からないようで、非常に的を射た意見……

  とはいえ、こんな可愛いことを女の子にされたら、
  もう男は全面降伏するしかないですわ〜

L:……それ、多分あんただけよ……

作:……しくしく……


(部屋の隅で泣き崩れる作者を楽しげな表情で見つめるL。終。)


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