『自慰』
フィリアは目を閉じたままで指をクリトリスに持っていった。そっと触れると、小さな悦楽の波が湧き上がって下腹部がゾクゾクわなないてくる。
「ああ・・・」
小さな喘ぎ声をもらし、もう1度クリトリスへ軽く触れた。
(こんなことをしてはいけないわ)
頭の中ではそう思うのだが、その指はフィリアの意志に反してクリトリスをゆっくりと刺激している。オナニーするのは生まれて初めてだったが、クリトリスに指の腹を当てていじくるたびに、股間から心地よい波がこみ上げてきて目の前がまばゆく光る。
「くうっ・・・!」
フィリアは両足をM字にした。頬を赤く染め、おま○こを擦り立てる。
「あ、ああっ!」
指先に愛液をまぶしてクリトリスをいじくるうちに、手足が小刻みに痙攣して皮膚の表面に汗が噴き出てくる。まるで全身の細胞が一気に生まれ変わろうとしているような、激しくて新鮮な感覚だ。快感のあまり身体がバラバラに飛び散ってしまいそうだ。
「あぁっ・・・あ、ああーーっ!」
フィリアは床の上に仰向けになり、肢体を激しく震わせて絶頂に達した。おま○こから噴き出した愛液がシーツに染みを作る。白い裸身は上気してピンク色になり、肌はびっしりと汗をかいていた。
あとがき
いくらなんでも短すぎだろと思った人。ごめんなさい。これで精一杯なんです(汗)。感想もらえたら嬉しいです。
<以下、悪平コメント>
作:ということで、無 様の作品、「自慰」でした。
L:久しぶりの更新は相変わらず投稿作品ねぇ。
作:うっ……
いやまぁ確かにそうなんだけど……
L:で、今回はどんな言い訳?
作:いやあの修論が……
L:またそれぇ?つまんないから却下。
作:面白かったら良いんかい。
L:そう返されても困るんだけど……
ところでご本人は短い、と書いてらっしゃるけど?
作:うむ、確かに文字数は少ないかもしれないけど、個人的には濃厚だと思う。
前後に前振りとか書き足すだけで、全然印象変わってくると思うし。
L:ピンポイント投稿、ってかんじ?
作:まぁ分かり易く書くとそんな感じだと思う。
少ない字数だけど、しっかり光景が目に浮かぶから凄い!
L:あんたもこのぐらい書けないとねぇ……
作:……うぐぅ。
(Lのつっこみに対し、ベタな台詞の作者。会場は絶対零度まで冷え切って……。終。)