SHARP MZ-700 SERIES
1983年頃の計算機で、価格は¥128,000 です。当時私は小学5年生でした。
CPU には Z80A が搭載されており、データレコーダとプロッタプリンタを装備した 731、
データレコーダのみ装備した 721、何も付いていない 711 の3種類のモデルがありました。
このデータレコーダは、取り外して MZ-1500 の QD(※)ドライブを装着することが出来ました。
サウンドもビープ1音で、周波数を変えて音階が作られていたのですが、
今は亡き Oh!mz(やはり今は亡き Oh!X の前身)に疑似3重和音のプログラムが掲載されたりしてました。
(記憶が曖昧なのですが、たしか SPS の方が投稿されたものだったと思います)
電源を入れたりリセットしたりすると、最初にモニタプログラムが起動するのですが、このモニタプログラム、
マニュアルの巻末にアセンブラソースが掲載されています。(笑)
当時はプログラム主体の世界でしたね〜。工学社の PIO などには CD-ROM ならぬソノシートが付録でした。
もちろん切り取りに失敗すると、もう1冊買ってくるかソースを入力するか、もしくは欲しいプログラムを
諦めるかのどれかでした。
古籏一浩氏も有名ですね。
※クイックディスク。某ファミコンのディスクシステムやMIDIのシーケンサーに使われたメディアです。
FD等の様にトラック毎に記録されるのではなく、レコードのような記録方式で、蚊取り線香の様です。